FUN!MUSIC!!バレンタインパーティ
『FUN!MUSIC!!えいごのうたであそぼ』には、
2歳半から6歳までの子どもたち25名、
みんな一緒にレッスンしています。
英語・音楽が大好きになることを
目標にしています。
教室の理念は、
「今、この瞬間が楽しい!」の実現です。
楽しいの連続が、
やがて力になっていくことを
狙って指導しています。
英語、音楽、
もう一つの柱は、
異年齢交流です。
同じ学年・同じ発達段階の子どもだけを
そろえるのではなく、
あえていろんな年齢の子どもたちで
学んでいます。
子どもたちだけで
遊べる空間・機会が減った現在、
学校や学年の枠を超えて、
いろんな年齢の子どもたちと
遊べる機会を生み出したい。
そんな願いもあって講座を始めました。
今日はその理念にのっとって、
バレンタインカード、
椅子取りゲーム
(フルーツバスケット方式)をしました。
今日は一日中、
赤、ピンク、青の
3つのグループに分けて活動しました。
年齢、性別がうまく配分されるように人選し、
自分が何チームか、
目で見てすぐわかるように、
名札の裏に色カードを入れておきました。
バレンタインカードづくり
事前準備
英語を使って色を選べるように、
ピンクと赤のハートの型をとり、
切り抜きます。
早くできた子は
待ってるとダラけちゃうので、
二枚目にトライできるよう、
50枚用意。
さらに、
2歳の子どもでもそれなりに形になり、
3歳でも取り組めるように、
「LOVE」の文字をあえて下書きをしました。
これをカラーペンやクレヨンで
なぞらせます。
毎回の宿題で
大文字をなぞる練習をしているので、
3歳の子でも無理なく取り組めました。
文字は書きやすいように、
あえて大きくしています。
カードの仕上げ用に
キラキラハートシールを用意。
3つのグループの
年長さん、二人にシールを託して、
グループみんなに分けさせることにしました。
まだまだ自分中心の年齢ですが、
何事も経験です。
5・6歳の子どもたちにあえて
挑戦させてみることにしました。
いざ、カード作り★
「グループには小さい子もいるよね。
困ってたら助けてあげてね。」
一言言ってスタートしたので、
小さい子がちゃんとできているか、
5歳以上の子どもたちはみんな、
小さい子の様子に目を光らせていました★
うまくいくか、心配していたシール分け。
年長さんの子どもたちは
シールを渡され嬉しくも
少し戸惑っていました。
グループに帰って、固まるS君。
「どうやったらうまく分けれるかな?
K君と相談してごらん?」
声をかけたとたんにK君が、
小さい子に向かって、
「どうぞ。」とシールを差し出しました。
K君はまだ、
自分のシールは一個も選んでいません!
そうすればいいんだ!
Sくんの顔つきが変わりました。
隣のグループでは、
Tくんが頑張っていました。
K君はまだ年中さん。
どうしたらいいのか
一生懸命考えたんでしょうね。
自分でシールをとって、
小さい子のカードに
無言で貼ってあげています。
小さい子は小さい子で、
分けてもらえたのは嬉しいけど、
自分で貼りたい気持ちを抱えて
どういっていいのか分からずにいます。
「T君、小さい子に渡してあげたら、
自分で貼れるよ!」
小さい子どもにも、
「言いたいことがあったら、
言ったらいいんだよ。」と伝えました。
声をかけてあげたら、
すぐに小さい子への手渡しが始まりました。
嬉しそうな小さい子。
きっとT君は、小さい子はまだ自分で貼れない。
と思っていたんだと思います。
だから、優しさから
自分で貼ってあげていたんだと思います。
最後に、T君が、
「僕も取っていいの?」と聞いてきました!
”グループみんなで分ける”のグループに、
自分を入れていいのかどうかも
よく分からなかったようです。
グループのみんなのお世話に一生懸命で、
自分は最後まで取ってなかったんですね。
なんて優しい!
ほしいシールもあっただろうに。
感動しました。
万が一を考えて
予備のシールも用意していましたが、
私の心配をよそに、
3チームとも誰も泣かず、
それぞれ満足のいくカードが作れたようでした。
みんなスゴイ!!
カードとチョコ菓子のプレゼントをもって、
お母さんの所へ持って行き、
「I love you.」と言って、
キスとハグをして帰ってきてもらいました。
Who took the Chocolate?
手拍子をしながら、
『Who took the Chocolate?』の曲に合わせて
人形劇をしました。
瓶の中に入ったチョコレートを
誰がとったのか?という内容です。
トムとジェリー、カンガルー、サルでしました。
予定していたパンダは
レッスン中に行方不明になり、
カンガルーのポッケに潜ませていたチョコは、
レッスン開始前にみつけられてしまいました(笑)
急きょトムを犯人に変更して
ミュージックスタート!…
したとたんに何故だかCDが止まった(笑)
トラブル続きのチョコレート人形劇。
仕方がないので手拍子とアカペラで実行。
この方が一体感があって、
かえって良かったかも(笑)
みんな集中してみてくれ、
上手に手拍子をしてくれました。
小さい子どもから順番に
瓶の中のチョコを渡して休憩タイム。
椅子取りゲーム(フルーツバスケット方式)
3つのグループの色が分かるように
名札の向きを変えて円になって座ります。
一つだけ椅子を減らします。
例えば、「Pink」といったら、
「Pink」チームだけが動きます。
同じ椅子に座り続けることはできません。
空いたイスをみつけ、座れたらOKです。
椅子に座れなかった人が
次の色を指定していくという
椅子取りゲームをしました。
2歳の子どもでも視覚的に分かるように、
名札に入れているのと
全く同じ色のカードを用意しました。
「Red」「Pink」「Blue」、
もう一つ、「All」と言ったら
全員がいっぺんに動くという
ルールで進めました。
2・3歳の子にはちょっと難しかったけど、
誘導してあげたらなんとか
ゲームに参加することができました。
突然始まった状況に
おどおどしている姿が
なんともかわいらしかったです。
何回かやってるうちに
だんだん慣れてきました。
そんな中、
もたもたと椅子に座らない子たちが登場(笑)
真ん中で色を言いたいんです!
わざと座らない作戦を繰り出してきます(笑)
それが数人いたもんだから、
最後にはじゃんけんしました。
子どもって、本当に
自分の気持ちにストレートですよね。
かわいいくてたまりませんでした(笑)
大人は絶対できないですよね。
そんなこんなで
大騒ぎでとっても楽しい1時間でした。
性善説に立つ!
今回のバレンタインパーティをやってみて、
子どもの純粋さ、優しさに
何回も心があったかくなりました。
シール分けなんて、
自分が欲しいのばっかりとるんじゃないか。
いらないシールを渡してないか。
なんて性悪説的先入観を持って
目を光らせていたんです。
ケンカや泣いた子がいたときのために、
念のため予備のシールまで用意していました。
いやな指導者だったな。って
ひとしきり反省しました。
いつからこんなに私は汚れたんだろう…。
子どもを信頼するって、
本当に大事だなって
つくづく反省しました。
子どもの方がよっぽど人格が優れてる。
そんな気持ちになりました。
子どもと一緒にレッスンすることで、
逆に学ぶことも多い一時間。
『FUN!MUSIC!!』を選んでくださった
お父さん、お母さんたち。
そして、「楽しい!」って喜んでくれて、
それを直接伝えに来てくれる子どもたち。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
感謝はできるだけ直接伝えよう。
今年のモットーです。
今日は少しでもその気持ちを
伝えることができたかな。
来週のレッスンも
楽しみでワクワクしています。
ご興味のある方は、
是非、体験レッスンにお越しくださいね!
お問合せ先メールアドレス
sojagospel@gmail.com
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