こんばんは！
総社ゴスペル講師の、マイコです。
昨日は、総社ゴスペル初レッスンでした。
総社ゴスペル新年会の様子。
熱くなりすぎて書ききれなかったことを、
上記記事の続きとして書きます（笑）
自分だけの声を発見する
『Oh Happy Day』熱唱中！
最近読んだ音楽の本質についての本と、
今回のレッスンを通して感じたこと。
関連記事 音楽ってなんだ！？
一人として同じ顔の人がいないように、
声にもその人にしか出せない、
個性があるということです。
一人ひとり、全然違う。
そして、その人にしか出せない声がある。
歌で表現する場合も、
一人ひとり、
目指す完成形は違うことに気づきました。
うまいとか、下手とか、
そんなことより、
その人にしか歌えない歌がある。
同じ歌を歌っても、
一人ひとりの人生経験と、
感情と、身体的特性とが合わさって、
たった一つの音楽が生まれる。
その瞬間、その人にしか出せない音がある。
その声を、
自分でどんどん探求していくこと。
そこには、
今まで知らなかった自分がいると思います。
ゴスペルを歌う喜びは、
世界でたった一つの声が何重にも重なり、
ハーモニーや呼吸、
コミュニケーションが生まれる事です。
それが聞いている人の深部に響き、
聴いている人の体にも共鳴すること。
会場全体がうねる。
ジャマイカやＮＹで聴いた現地のゴスペル。
あれはまさにそんな感じでした。
うまい下手、もちろんあるし、
習い事としてくるからには、
必ず上達してほしいと思っています。
でも、そんなことよりもっと、
自分を解放してほしい。
もっと、自分を探求してほしい。
まだまだこんなもんじゃない！って
気づいて欲しい。
そんなことも思いました。
自分も気づけよって感じですが（笑）
ジミーちゃんがいたら突っ込まれそう☆
新しい自分の声との出逢いは、
そんな自分に気づく、
きっかけにもなるんじゃないかと思いました。
人間の音と言葉の発見
音楽の本質の本に書いてありました。
言葉と音について。
声を持つ前の生命体は、
自分を表現する手段を持たなかった。
それゆえ、
自分という概念も、持っていなかった。
初めて声という表現手段を得て、
自分を表現することが可能になった。
それは、人にとって、
言いようのない喜びの発見だった。
言葉を持つことで、
人間は初めて、
意志を持つようになった。
そして、分断が始まり、個が生まれた。
自分を表現することは、
人にとって本質的に、純粋な喜び。
歌うことで、響きを生み出し、
人は自分の最も深い部分を、
表現している。
音楽は、芸術の中でも
ちょっと別物らしいです。
絵画や建築などは物質的で、
その表象を切り取り表現する。
音楽は空間と時間に存在し、
そのものをその瞬間、瞬間に、
常に変化しながらそのまま表現する。
ちょっとかじっただけなので
説明が難解でごめんなさい。
あんまり書くとまた微妙な内容なので、
この辺にしときます。
とにかく、歌うことは、
すごく深い部分にまで
リーチできるということです。
個の声の探求が集まり、
やがてまた一つにたどり着く。
そんなゴスペル隊になりたい。
それにしてもやっぱり歌は面白い！
１＋１を繰り返し、
みんなの声も自分の声も一緒に伸ばし、
ゴスペルの世界をどこまでも
探求していこうと思います。
総社ゴスペルは、メンバー大募集中です。
楽譜も読めない初心者の方から、
合唱部出身の方まで、
幅広く和気あいあいと歌っています。
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