FUN!MUSIC!!マイコです。
総社子ども英語FUN!MUSIC!!
ベーシックコースの子どもたちは、1か月間、動物の英語で遊んできました。
毎月最終レッスン日は、イベントレッスンをしています。
今まで習ってきた英語を使い、復習や応用となるような遊びをしています。
また、ベーシックコースでは、3歳から小学2年生までが一緒に学んでいます。
2歳以下の兄弟も参加しているので、イベントレッスンでは特に、多様な年齢が混ざり合って遊べるよさを最大に生かせるよう、構成を考えています。
今回は、3つのチームに分けて活動しました。
チーム分け動物折り紙づくり
- Dog
- Cat
- Fox
3つの折り紙を事前に用意しておき、自分の好きな動物を選ばせました。
それが、そのままチーム分けになります。
- Sad face
- Happy face
- Angry face
好きな顔を自分で書いてもらい、名札に貼り付けました。
幼い子供たちでも、目で見てすぐわかるようにする工夫です。
動物パズルカード
3つのチームで円になって座り、カードを用意します。
私が英語で言った動物を聞き、チームで協力してそのパズルを見つけ、完成させます。
はやい順に記録していって、ゲーム性を高めました。
みんな張り切って頑張っていました☆
一言も日本語を発さなくても、上手にできていました。
動物バスケット&イス取りゲーム
お次は、イス取りゲームです。
一つイスを選んで、輪になって座るように英語で指示しました。
この時期の子どもたち、大人にやってもらう前提で動いているので、自分で動くという発想がありません。
なんとなく移動し、好きな友達の近くに座れたら満足し、動こうとしません。
円は、いびつな形ですw
- 『ねぇねぇ、これでいいかなぁ?』
- 『このままじゃ始められないねぇ…。』
- 『どうしたらいいかなぁ…。』
- 『なんか、これって円かなぁ?どう思う?』
手伝ってくれるお母さま方がいらっしゃたので、手伝いを辞めて見守ってもらうようにお願いしました。
異年齢だからこそできる学びです。
お兄ちゃん、お姉ちゃんが、気づいたことを発言し始めました。
でも、まだ動けません。
動いていいかどうか、許可が欲しいんです。
私はこの、子どもたちが大人にいつも許可を求める姿勢がすごく問題だとおもっていて、学校教育の弊害だと思っています。
自分で状況を見て、判断し、正しいと思うことは、自分から積極的に行動できる力を子どもたちにつけてほしいと考えています。
こんなささいな、小さなことの積み重ねが、子どもの心を耕すためにはとても大切だと考え、指導に取り入れています。
小さい子は、どうしたらいいか分からずじっと動きません。
『おしりに根っこが生えたかな?動いていいんだよ?どうする?』
『おしりはパンツだよ !』とか、かわいい返事も帰ってきましたwww
ここまできて、やっと2年生の男の子が立ち上がりました。
おともだち椅子を動かそうとし、どんどん声も出して提案もしてくれます。
それをみて、年長の5歳の男の子も、椅子をもって自分で動き始めました。
全体が動き始め、やっと自分たちで丸い円が完成☆
『すごいじゃん! 自分たちでできたね!!』
みんなで拍手しました☆
ゲームは、仕組みです。
もちろん、ゲーム自体にも学びはたくさん仕込んでいますが、今日の最大の学びは、自分たちで自発的に円を作ることでした。
1人では絶対に経験できない学びです。
学校や園の生活では、子どもたちのなかで、役割が暗黙の了解で決まっています。
学校でも家庭でもない、週に一度のお友達と遊ぶ場所。
学校ではできない役割を、自分がすることができるんです。
こういう場を変えた遊びは、コミュニケーション能力の発達に、すごく役立つと考えています。
先ほど決めたチーム分けを活かして、フルーツバスケットならぬ、動物バスケットで遊びました。
輪の中心に立って、英語を言う。
子どもにとっては、すごくドキドキの経験です。
ここでは、私も助けに入り、初めて経験する子も、楽しく遊びました。
そして、お待ちかねのイス取りゲーム。
ベーシックコースではイス取りゲームはお膝にどんどん乗っていく形でやっています。
みんな悲しくならずに、笑顔で終わります。
助けてあげる嬉しさ、助けられる嬉しさ。
慣れないお友達と触れ合うとまどい。
友達の身体と触れ合う経験。
動きや重さで、年齢の差も肌で感じます。
今日は、1回目。
2回目は、遊びが格段に上手になります。
FUN!MUSIC!!のイベントレッスンでは、遊びそのものが上手にできることを目標にしていません。
その子なりに感じること。いろんな想いを持つことを大事にしています。
大人も子どもも、自分がしてもらったことは、できるようになります。
心と身体、両方で体験して初めて、概念がダウンロードされます。
一年たって、大きい子が卒業し、一つ下の学年の子が上がった時、今までしてもらった経験から、自然にリーダーシップを発揮してくれるようになります。
実体験が、大事です。
マイコ的まとめ
みんな、帰る時には、いつもと違う顔をして帰っていました。
でも、みんなニコニコ笑顔で帰りました。
きっと、普段使わない領域の頭をいっぱい使ったので、疲れたんだろうと思います。
私は、こういう時間を子どもたちと一緒に過ごせることが、すごく幸せです。
今、この活動をさせるのは何のためか。
どういう子どもに育ってほしいのか。
ただ知識としての英語を教えるだけではなく、「子どもの総合的な育ち」のために、自分の立場でできることは何か。
明確な意図をもって、一つ一つの活動を組み立てていきたいと考えています。
あっという間にもう、6月ですね☆
6月は形の英語で遊びます☆
ワクワク。
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